インフルエンザとその予防接種に関連して少し検索してみたら、相反する事項がわんさか出てきててんやわんや。
とにかく整理してまとめる。
まず、前提条件。
インフルエンザウィルスには現時点で既にいくつかのタイプがあり、毎年変異する可能性がある。
それぞれのタイプに応じて、人間の免疫である抗体も異なる。
既に保有している抗体だけでは、感染を防げないことがある。
予防接種の特徴として、血中の抗体はよく増えるが、感染防止のために重要な鼻粘膜の抗体はあまり増えないことが知られており、接種によって確実に感染を防げるとは限らない。
人間は一度感染したタイプに対して抗体を持っているが、ウィルスが大きく変異してしまうとこれまでの抗体では対応できなくなってしまう。
ここから先はすべて異説のある世界。
異説には頷けるものからトンデモに思えるものまでバラエティ番組も真っ青な世界が広がっているが、とにかく先入観を捨てて無心で情報を拾った。
-
ウィルスが少し変異しても、一定程度までは同じ抗体で対応できる。
-
既に抗体を持っているタイプに対しては、予防接種によって保有している抗体の量を増やすことで、重症化を防いだり、感染そのものを防いだりすることができ、この場合1回接種でも最低8ヶ月程度は効果が続く。
-
まだ抗体を持っていないタイプに対して新たに抗体を獲得するためには1回接種では不十分であり、接種後4週間程度で抗体の強さが元に戻ってしまうが、接種後2~4週後に2度目の接種を行うことで、3~5ヶ月程度に渡って抗体を強めることが可能となる。
-
乳児は抗体量がほぼ元に戻ってしまうが、年齢を重ねるにつれて、昨年の予防接種に伴う抗体量が1年後まで残る傾向が見られる。
以上をまとめると、成人の場合は
今回接種するウィルスのタイプのうち、どれか1つでも感染経験がない=2回受けておきたい
今回接種するウィルスのタイプすべてに感染経験がある=1回でも何とかなる
今回接種するウィルスのタイプすべてに感染経験がなくても、すべて昨年までに2回接種をした=1回でも何とかなる
となるように見えるのだが、果たして本当にそうなのかどうか。
そもそもこうなってくると、自分が感染したタイプやら最近接種したタイプやらを薬識手帳にでも書いておかなければならないが、残念ながらそんな資料は私の手元には無いわけで。
振り出しに戻る。
いろいろ調べたが、結局私にとって大事なのはワクチンが副反応がどうとか化学物質がどうとかそんな話ではなく、打つべきかどうか、ただそれだけなのに。
などと考えていたら、下記資料が見つかって万事解決してしまった。
結局、予防接種は感染すると重症化しやすい人、あるいはその周辺の人、あと若年層で言えば受験生や就活生など「今は罹るわけにいかない!」という時期がある人のためにある、と考えてしまえば、こんなに調べる必要なかったかも知れない。
しばらくこのまま過ごして、必要になったら2発打ってもらうか。
0 件のコメント:
コメントを投稿