2010年5月24日月曜日

日経電子版

昨日から日経電子版の購読を始めた。


もともと4月から無料会員にはなっていたのだが、閲覧本数に制限のかかった記事が大半を占めており、不愉快な思いをすることが度々あった。

しかし5月に入ってからここに至るまで、有料会員=購読には踏み切れないでいた。


理由は至極単純。

4,000円は高い。

それに尽きる。


3,000円台ならすぐさま払っただろう。

たとえ3,999円でも。

3,800円と4,000円の差が実際よりも大きく感じられることくらい、よもや「経済」の名を冠する新聞社が知らないはずはあるまい。


確かに電子版は高機能だ。

記事保存機能は切り抜きを作成する時間を大幅に縮減できる。

紙面をそのまま閲覧できるビュワーのおかげで、既存の紙面を見ている人の「どの面のどのあたり」という話にもついていける。

そして、今朝のように足の踏み場もない満員電車でも悠々と携帯端末で閲覧できる。


携帯端末での閲覧のための専用機能があるという。

私のS21HTなど、スマートフォンと呼ばれる携帯端末はこの専用機能には「非対応」らしく、最初は二の足を踏んでいたのだが、試してみたら何のことはない、スマートフォンに搭載されているブラウザで難なく閲覧できた。

もっとも紙面ビュワーだけは機能しなかったが。


「1ヶ月は約30日、新聞は月額3,000円台」

要するに、私はこの価格意識を変革するのに半月かかったのだ。

失われた15年とともに育った私には物価上昇の概念がない、ということも影響しているかもしれない。

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